基幹業務のシステム化
先進のシステムを導入しさえすれば「会社が良くなる」というような事は幻想に過ぎません。DX化は業務のシステム化の一環であり、業務改善と同時に行うのが成功の秘訣です。むしろ業務改善を同時に行わなければDX化はほとんど効果が出ないと言っても過言ではありません。ここにDX化の難しさがあり、システム導入に成功しても、真の意味でDX化に成功した企業はごく僅かです。
私共は、経営管理・顧客管理・受注・製造・仕入・在庫・物流・経理・総務など、基幹業務全般を対象として業務改善とDX化を同時に実行し、企業力を高める事を目的とします。
「基幹業務全般を対象として改善するのはリスクが伴うので、部門ごとにあるいは業務ごとに改善したい」と依頼を受ける事があります。しかしそれでは効果が限定的になってしまいます。業務と業務はつながっており部分改善ではできる事が限られるからです。部分改善の積み重ねは、DX化以外の改善では効果がありますが、「業務のシステム化」では、一気にすべての改善に着手する事をお勧めしています。これは24年に渡りコンサルティングを行ってきた経験知です。そして稼働後に、
1.データに基づいた経営管理の実務支援
2.業務改善の実行支援
を行い、DX化の効果を確実なものにし、次世代に向けて魅力ある会社づくりの一助とします。
<課題解決型システム導入>
業務は人が行うものです。単純にシステム導入を目的とはせず、人の動きとシステムの機能が有機的に働くよう、経営課題を解決すべく活動します。
1.経営方針や社内文化の理解
2.現場が抱えている現状課題の解決
3.最新の情報システムの中から、自社に適したものだけを取捨選択し、調達する
これらの上流要件を特定し、RFP:提案依頼書にまとめます。